まだ続いているセカンドライフ  '09.6.5

このコーナーを更新するのは一年ぶりだ。セカンドライフを始めてから、そろそろ2年が経過することになる。良くぞ続いているものだ。
3人のアバダーを作ってきたが、3人とも元気で活躍している。相変わらず役割分担を持って遊んでいるが、何と言っても中心は自分の分身だ。

一年の間に、セカンドライフの中でもいろんなことがあった。一番の出来事は、セカンドライフに入って最初に土地を持った「じゃぱらんど」というSIMが、採算が合わなくなったのかどうかその理由は定かでないが、突然断りもなく消滅してしまったことだ。
そんなこともあるんではないかと、心配していたことが現実に起こったのだ。当然セカンドライフの中で、このSIMを借りていた人は賃貸料の返済もなくおっぽり出されてしまった。
幸い私は契約期限がきて、更新する時期だったので金銭の実害はなかったので助かった。

その後今住んでいるSIMに移ってきたのだが、何とこの土地は「じゃぱらんど」で隣に住んでいた人が興したSIMで、今では10幾つものSIMを持って運営しているらしい。
その方はブログも書いているが、読む限りでは普通の勤め人のようだが、よくぞこんなお遊びにお金を掛けるものだと、感心を通り越して驚いている。

さて、最近の3人のアバダーの役割分担だが、わたしの分身は相変わらず犬舎を運営しながら、もっぱら今はアミューズメントセンターのようなゲーム中心の遊び場を作っている。犬は何頭か遊んでいるが、肩身の狭い思いをしている。

      CAMPのできるアミューズメントセンターの紹介ブログ

息子の分身は、相変わらずカフェバーの店長をしながらダンスキャンプを運営して、このSIMの人寄せパンダをやっている。
何のインカムもなく、ダンスキャンプでL$が出て行くばかりだ。L$の管理はわたしのアバが責任者なので、月に何回か私からキャンプの費用をかすめているありさまだ。
お母さんの分身は、今の土地のメインの建物の管理と、相変わらずピアノをいじくっては売りに出している。かなり出来のいいピアノとおもうのだが、さっぱり売れないのが悔しい限りだ。

外国の事情はよく分からんが、セカンドライフの日本での利用状況は寂しい話しか聞こえてこない。
丁度私がセカンドライフを始めた’07.7月頃が、日本でセカンドライフが話題になったピークで、その後色んな企業が話題集めにセカンドライフに参入した。
しかし、もうその年の暮には日本のセカンドライフの熱は冷めたようで、’08になってからは撤退する企業や、興味半分で入った個人は次々と去った行った。
これからのネットの主役だとか、インターネットの次に中心になるネットサービスだとか、WEB2.0の本命だとか色々言われてきたようだが、今ではこれから先セカンドライフは生き延びられるかどうかが、取りざたされているありさまだ。
ただそんな試練を経て、今ではセカンドライフにそれなりの価値を見出した人が残って、確実に次の情報社会のあり方を模索しているとも言われている。
さて、この先どんなことになるか、何の価値も見出せないわがセカンドライフではあるが、それなりに楽しんで、時間と金を使っているようなありさまだ。

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