セカンドライフで土地を持つ  '07.10.23

セカンドライフの遊び方は、人それぞれいろいろあることは以前にも書いた通りだが、セカンドライフで土地を持つことについて思いつくまま書いてみる。

セカンドライフでも土地を持ってない人は、リアルライフと同じようにいわばホームレス状態といえる。アバダーは適当な他人の土地や建物でログオフするしかない。
ログオフしたアバダーは、全身の力が抜け首をうなだれて、それは見るも哀れな姿で立ちすくんでいる。
では土地を持つとどんなことがうれしいのか。これもひとそれぞれだが、私の場合はオブジェを作ることにその価値を見出している。

余談になるが、セカンドライフで稼ぐのは容易なことではない。10分踊りまくって1L$がもらえるような場所があるにはあるが。そんなところは行列をなして順番待ちをしている。そんな中で唯一確実に儲かるのは、地主になって人に貸して上がりを稼ぐ方法のようだ。
現実問題、「セカンドライフ」を運営しているリンデンラボ社の稼ぎは、その基本は「セカンドライフ」という架空の世界を作って、その世界に国ならぬ島を作ってそれを売って稼いでいる。
SIMと称して一つの島を作っては売っているわけだが、SIMの単位は16エーカ(65,536u)で、代金は約20万円、その他月の管理費が3万5千円もする。
利用者はリンデンラボ社からSIMを買って、それを切り売りしてかつ毎月管理費を取ることによって、利ざや分が稼ぎとなる。
リンデンラボ社の原価はSIMをサポートするサーバー代で、ひとつのSIMに一台のサーバーが稼動しているそうな。
従って私のように、SIMの持ち主から分割で土地を分けてもらっているものは、そんな利用者が一台のサーバーを共同して使うことになるので、結構いらつつくようなタイムラグがでる。

そんな仕掛けの中で、わたしは「じゃぱらんど」というSIMの中にに512u(155坪)の土地を購入した。販売している最小単位だ。
土地の大きさに応じて、作れるオブジェの規模が決まっている。オブジェはプリムという最小単位の、色んな形状をした部品を使って作る。
使えるプリムの数は、土地の大きさに応じて決まっているという仕掛けだ。ちなみに、512uでは152プリムが使える。(これは相場として結構多い方)

しばらくその土地を使っていると、土地は狭いしプリム数はすぐパンクするし、人後に落ちずもう少し大きな、プリム数の多い土地が欲しくなる。
そんな経験をしながら、たかが遊び始めて3ヶ月で、いまや地続きの1792u(542.5坪)の土地2区画をもって遊んでいるから泣けてくる。

今回は「セカンドライフ」の土地について紹介したが、次はそんな自分の土地で何をしているか紹介しよう。





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