セカンドライフでモノ(オブジェクト)を作る  '07.11.3

私が土地を持って楽しんでいる一つがモノつくりだ。
土地を持たなくてもモノは作れるが、作れる場所が限定されていてリンデンラボが提供している場所か、個人がボランティアでモノ作りの場所を提供しているところしかない。
そんな場所を「セカンドライフ」では、サンドボックスと呼んでいる。いわば大人の砂場といったところか。

作ったオブジェクトは自分の所有物として保有することができる。しかし保有したオブジェクトを取り出せるのは先ほどのサンドボックスか、個人で他人のオブジェクトを取り出すことを許可している土地に限られる。
したがって土地を持ってないことは、「セカンドライフ」の大きな楽しみであるモノ作りに制限が加わるので、やはりここは土地を持つことをお勧めする。

土地を持つと、先ず思うことは自分の家をどうしようと考えたことだった。
私の場合、土地を買うとプレゼントにいくつかの選択できる家がついてきた。初めはそのうちの一軒を建ててみたが、狭い土地のほとんどが家に取られてしまった。そのうち素人なりに家を作る楽しみもあると思い、何ともへんてこりんな家を建てることになった。そして経験したのが、3Dのモノ作りの難しさだ。

サイトで扱うものは2次元の世界だが、それに高さが加わるだけでモノを加工する難しさは倍増どころの話ではなかった。
素人大工の上に設計図もなし、勝手気ままに作った家はこっちと向こうで寸法が合わず、全くガタピシした家が出来上がったのにはまいった。最初に経験するいい思い出だ。

土地を持って家を建て、そこに自分の分身が住み着く。
中にはリアルライフで実現できない豪邸を建て、家の中を贅を尽くして飾り立てるのもおもしろい。そんな調度品を買うだけの金があればの話だが。
それも楽しみではあるが、大人の遊びとしては寂しい。
私は犬のサイトを立ち上げて遊んでいることもあって、「セカンドライフ」でも犬をテーマにリアルライフでできなかったブリーダーをやってみようと思った。
犬を作って訓練をし、リアルでの訓練犬のような動きのできる犬を作ろうと考えた。

順を追ってやってきたことを書くと、家一軒を建てるとおしまいの土地に、ブリーダのようなことをやってみようという発想は浮かばなかった。
作った家をギャラリーに見立て、せめてラムとサリーの面白い写真を飾ろうと考えたのが最初だった。
写真だけではつまらない。ということでこんどは犬のオブジェを作り始め、さらに飾っておくだけではつまらない、何とか動きをつけられないものかと思うようになった。

動きをつけると、最初に買った土地ではいかにも狭すぎる、ドッグランができるような土地はないものかと思うようになった。そんな訳で今の土地を手当てし、色んな動きをする犬を作り始めた。
色んな動き、それが訓練科目の真似事だったこともあり、出来上がった犬を訓練犬と称して一人悦に入っている。


それぞれ特技を持った犬も増えた
ゲストハウスの一階はグループ会員の懇談の場所

ゲストハウスの2階はちょっとしたリビングルーム

たまには他のSIMに出かけて息抜きをする

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