バーチャルで遊ぶ '25. 4.23
このコーナーを更新するのも久し振りだ。情報発信より遊んだりワールド作りをする方が面白くって、最近はとんとサイトの更新が疎かになっている。
私のような高齢者がバーチャルで遊ぶメリットは、体が段々動かなくてもリアルでやりたいことを疑似体験できることだろう。そんな中で新聞のコラムを読みながら思い当たることがあった。
メタバースで遊んでいると、ワールド作りやアバター、ゲームを見るにつけそのスキルというか才能に驚く。また、イベントやライブの模様を見るにつけその方面の才能の豊かさに感心する。比較的若い方がバーチャルの世界で才能を発揮しているのだが、リアルでできないことをバーチャルでやることも大いにありだ。お金がなくてもその才能を見せることができる。
一方、年を取ってからバーチャルで遊ぶ効用は何か。体が動かなくても遊べることもあるが、昔(若いころ)できなかったこと、思い至らなかったことを追体験するようにバーチャルでできることだろう。
「何かに没頭することは、人生における最も味わい深い部分」というコラムの一文を読んだとき、今まで没頭してきたことを思い起こしてみた。結構没頭したことの多いことに驚く。
人生の何たるかについていつも考えては思いつかないのだが、人生の意義はいろいろあると思い至る。趣味であれ何であれ、何かに没頭することも人生の意義の一つだろう。「人生とは」を一つで言い表すことはできないように思う。
そんなことを考えながら、この年になってもバーチャルの世界に夢中になって、リアルで昔できなかったことをチャレンジすることはバーチャルというかメタバースのいいところなんだろう。
何んとなく後ろめたさや罪悪感を感じていた「趣味に没頭して時間を無駄にする」と考えることは、いやそうではなくこれもまた人生だと自分に言い聞かせるようにしている。それでいいんだ。