セカンドライフで10ヶ月(その1)  '08.5.18

セカンドライフで遊ぶようになって、早10ヶ月が経過した。最近は自分のサイトを更新することもすっかりお留守になってしまったが、セカンドライフでは相変わらずモノつくりをして遊んでいる。
久しぶりに、最近のインワールドでの状況を書いてみよう。

アバダーだがその後息子とお母さんのアバダーが参加して、つごう3人のアバダーがこの世界で遊んでいる。
遊ぶといってもオブジェクトを見て回ったり、イベントに参加したり、チャットでコミュニケーションをするばかりでは面白くないので、3人とも仕事を持ってモノ作りもやっている。

わたしのアバはすでに報告しているように、犬舎を経営して犬を作っては訓練をして、それなりの動きをするようにプログラムを作っては楽しんでいる。
作った犬は他人に使ってもらわなくては面白くもないし張り合いもないということで、犬舎のメンバーになった人に差し上げている。
犬をやるときには一応可愛がってくれるか、遊ばせる土地を持っているかなど確認して渡している。

そうは言ってもセカンドライフ自身は検索機能も十分でないし、人口も少ない上にPRする手段もないとあって、犬舎に来る人はほとんどない。
この世界でのPRの方法といえば、セカンドライフを使っている人のブログだとか専門のサイトで告知するくらいだ。
そんなこともあって人集めに一番使われている方法は、キャンプといって踊ったり座ったりしてその場所に止まることで、お金を支払う方法だ。10分止まって1L$(リンデン$、約0.5円)もらえるというような仕組みだ。
キャンパーといって、こんなキャンプ地を渡り歩いているアバもいるし、このキャンプ地を専門に取材して回るブログもあって、結構見てる人が多い。

わたしも一つこのキャンプをやってみようということで、人集めの手段として試みることにした。
キャンプも最近は色々なやり方があって、先ほどの踊ったり座ったりするほかに、掃除をしたり屋台をやったり、首をつったり死んだ人を拝んだり奇妙なものがある。
一つこのキャンプの仕掛けも自分で作ってみようと、ダンスのほかにアドベンチャーゲームっぽいキャンプ、犬を使ったフラボキャンプなんかも作ってみた。
仮想空間で流通するお金といっても、このセカンドライフは実際の$と換金できることもあって、プログラムの作りもいい加減にはできないし、命令言語も色々制約がある。
色々テストをやった後もバグがあったりで、結構冷や汗ものだ。
自分のアバのほかに別のアバが欲しいと思ったのは、このプログラムのテストに自分のアバだけでは十分なテストができないこともあったからだ。

キャンプを開始するに当たって、先ほど言ったキャンプ専門のブログのオーナーに取材に来てもらったりしたこともあって、キャンプをやり始めて間もなくびっくりするくらい人が集まってきた。一日100人を超すこともあった。
何のことはない、犬に興味があるわけでなくお金稼ぎのためだ。そのうちの何人かの人は実際に犬好きだったり、動き回る犬のオブジェクトに興味を示す人も現れた。

キャンプを始めて2ヶ月を経過したが、犬には興味はないがキャンプをしに犬舎に来ることで、この「LamSally Kennel」を知ってくれる人も多くなった。
しかし考えてみれば、何でこんなことまでしてというあほらしい思いはあるが、これも道楽と思って楽しんでいる。
次は息子のアバダーを紹介しよう。^^;


「LamSally Kennel」の最近の全景。
奥の方にピアノ、ダンス、フラボキャンプがある。手前には滑り台キャンプがあり、3頭の犬がアドベンチャー・キャンプを紹介している。(このキャンプは地下に仕掛けを作ってやっている)
以前は色々な犬がいたが、今は常時チョコラブと黒ラブの2頭が犬舎の中をふらついている。


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