近況 (’03.12.16)

冬に向かって気温も低くなり空気も乾燥してくると、黒ラブのサリーはフケが目に付きます。去年の今頃はフケに随分と悩まされました。
単にフケが多く出るだけでなく、皮膚もトラブルがあってしわの多い黒っぽい皮膚になっていました。そのときのサリーは別に痒がる訳でもなさそうなので、あまり神経質にならず、自然の状態で春になるとフケも皮膚の状態も改善しました。
今年は皮膚にトラブルがある訳ではありませんが、シャンプーするとその後2、3日はやはりフケが目に付きます。ショーを12/20に控えて、どのタイミングでシャンプーをしてやったらいいのか悩みます。

ラブにはショー系とフィールト系があると言われますが、サリーがどちらの系統か私には正直分かりません。血統から確認できるのでしょうが、見かけで判断するどっしりとして落ち着いているショー系と、ほっそりとして活発なフィールト系という分類からすると、どうもどちらにも入るような気がしています。
今以前のサリーは、ほっそりとしてすごく活発な犬でしたが、体調がよくなって食餌も少し多めに与えてきた今の状態は、活発さはあまり変わりませんがかなりどっしりとして、アジリティーをやらせるような体格ではありません。

アメリカ系ラブ、イギリス系ラブ、またJKC系ラブ、PD系ラブ(系というより好みと言うべきかもしれませんが)など、ショードッグとしてのラブもいろいろと言われていて悩むばかりです。
血統や素質がよくて特別な飼い方をしなくても、理想とするラブに成長するなら苦労もないでしょう。サリーでも食餌と運動によって、より理想とするラブに近づくのならば、ショーに出す以上はその努力はしてみたいと思います。
しかし食餌と運動が、サリーの体型にどう影響するのか分からないので、試行錯誤の毎日です。


近況 (’03.11.24)

秋も深まって、犬にとっては快適な季節になりました。訓練所から戻ってきて約5ヶ月が経ちました。
上が 10.6
下が11.24
7月の初旬に戻ってきて天候不順と環境の変化で、今考えるとサリーにとって最悪の体調の9月に出陳させたことは、サリーも辛かっただろうと反省しています。
その後お腹の具合もよくなり、徐々に体重も乗り始め現在では32キロまでなりました。体の線も太くなり、この先どれぐらいの体重がサリーにとっていいのか悩ましいところです。

食餌の量と運動量の関係も悩ましいところで、現在は食餌の量は変えずに運動量を増やす努力をしています。
ひとつ取り入れたのは、4qの自転車による引き運動です。トロットで走れる程度のゆっくりした速さで、30分くらいかけて引いています。
通常の散歩の早さですと、何分主人が短足なので、サリーの歩調が側対歩(アンブル)になってしまいます。自転車引きが側対歩を防ぎ、締まった体に役立ってくれればと思います。

これからのショーの出陳予定は、12月に全犬種展、1月にPDの東日本チャンピオンと千葉FCIインターを予定しています。いずれも家から近いところなので、楽しんでこようと思っています。


近況 (’03.10.29)

集中してなく体が弛緩して、覇気が
ない状態
集中して緊張し、体に躍動感がある
状態
涼しくなって、サリーの体調もよくなりました。体重も乗って30キロを越え、体もこころなしか丸くなったように思います。次の出陳予定は、11月9日の岐阜で開催されるラブラドール単犬種展です。

オーナーハンドリングの楽しみは、リンクの中でサリーと気持ちを一つにして走り、それをサリー共々喜びとすることです。私はそんなつもりでリンクに臨んでいるのですが、果たしてサリーがそんな気持ちでいるか心配です。
リンクでのサリーの動作、練習での動きを見ると、走るときやポーズをとっているサリーはいかにも従順で、従順すぎて覇気が感じられません。いかにも面白くないという感じです。テンションが下がっている状態です。ここはハンドラーとして、如何にテンションを上げ、サリーを喜はせるか大いに勉強せねばと思っています。

散歩はできるだけサリーを観察しながら歩くのですが、歩き方によってサリーの体が色々変わって見えることも不思議です。
胴長のサリーですが、歩き方によってはすごくバランスよく見えることがあり、これがハンドラーの見せ方の技術に必要なものかと、一人納得しています。不思議なことに、前後の足を同時に出す側対歩で歩いている時は、腰もふらつくことなく何となくどっしりとして見えるのです。
タイプとクオリティは天性のものでしょうが、せめてサウンドネスとキャラクターはサリーと頑張って磨いていきたいものです。

11月の単犬種展を目標に、食餌も少し多めに与えたこともあって腰と首が大きくなりました。全体に丸くなった感じですが、サリーにとってどの位の体重がベストコンディションなのか悩ましいところです。
ただ素人目にみても、ラブはふっくらとしていた方が見栄えがいいようですが、サリーはどうみても今のところはフィールドタイプのようです。


近況 (’03.9.25)

その後お腹の調子も落ち着いて、体重も徐々に回復してきました。体調が戻ったのを待っていたかのように遅い2回目のヒートが始まりました。(1回目は12ヶ月齢の’02.12、そして9ヶ月後の今回2回目)
予定していた10月5日の埼玉FCIインターは、ヒートの状態で出陳は微妙になってきました。

痩せているからでしょうか、サリーの胴体が長くなったように見えます。そこで最近の体型と、一年前の10ヶ月齢頃の体型を写真で比較して見ました。
比較して分かったことは、10ヶ月齢と21ヶ月齢の横から見た体型はほぼ同じでした。骨格は大体生後10ヶ月で決まると言われていますが、サリーも10ヶ月齢と変わりませんでした。

牝は比較的胴体はながいようですが、もう少し体重が乗って体が丸くなればいいなと思っています。

写真上:’02.10.20
写真中:’03.9.25
写真下:二つの写真を重ねた状態



近況 (’03.9.7)

サリーは訓練所から帰ってきて2ヶ月が経過します。その間嘔吐を伴う下痢を3回ほどしました。原因は分かりませんが消去法でいくと、天候の不順と環境変化によるものではないかとのこと。元気さと食欲は衰えることなく、いつもラムをいたぶっているところを見ると、そんなデリケートな犬には見えないのですが。
その都度種類を変えた抗生物質と消化機能改善剤を与え落ち着くのですが、暫くするとまた下痢をするといった状態です。そんなこともあって、体重は27キロ前後で少し貧弱に見えます。今は薬で落ち着いていますが、このまま改善して欲しいと願っております。

もうひとつ気掛かりなのがヒートです。昨年12月に遅い最初のヒートがあって、7月始めに間もなく2回目のヒートがくるような気配でしたが、訓練所から帰ってからヒートが終わったような状態になっています。これも体調不良からきているのではと気になることです。
ただ訓練所で痛めた前足は、帰ってきてからはそれらしき兆候は一切なく、訓練士さんとは可愛がってもらいたいための仮病ではなかったのかと話したくらいです。

ドッグショーも9月になっていよいよシーズンインです。サリーの体調によってはどうなるかわかりませんが、10月5日の埼玉FCIインターと11月9日の単犬種展(岐阜)には出陳してみたいと思っています。
それに先立って9月13日、FCIインターと同じ会場である全犬種クラブ展に勉強のため出ることにしました。出陳はサリーの体調如何ですが、念願のサリーと一緒にリンクに立つ夢が実現しそうで楽しみにしています。

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