ドッグショーなるものがあることは知っていましたが、所詮我が家の犬には無縁のことと考えていました。
また、ドッグショーは高価な犬を見せびらかす、金持ちの道楽という偏見も持っていました。確かにそんな雰囲気のする部分はあるように見受けますが、ひょんなことから、我が家の犬がドッグショーに出るという破天荒な事態になって、少しドッグショーのことを勉強することにしました。
ドッグショーそのものについては、JKCのサイトで簡潔に紹介されています。また、ドッグショーがどんな形で進められるか、どんな準備をしたらいいかなど、いろんなサイトで紹介されています。私もドッグショーのことは、もっぱらインターネットで勉強させてもらいました。
初めて出陳した後、他のドッグショーも見に行きましたが、ドッグショーに対する私の偏見も修正することが必要になりました。ドッグショーはブリーダさんにとって、何代にもわたってその犬種の特徴(スタンダード)を磨き上げた作品を世に問う品評会の場であると共に、まさにブリーダーとしての技量を競う真剣勝負の場だったのです。
一方、私のような素人のドッグショーの楽しみは、会場に出かけていっていろんな犬を見ることで、犬に対する見識を高めることでしょう。そしてもう一つの楽しみ方は、一歩踏み込んでショーに参加することで、我が家の犬とのコミュニケーションをより深くしていくことにあるように思います。
我が家の犬と一緒になって、リンクの中で気持ちを一つにすることができれば、それはすばらしい犬との付き合い方ではないかと思います。
犬との共生の方法は色々あると思います。何もしないと何も生まれない、そんな気になって清水の舞台から飛び降りる気持ちで、サリーとドッグショーや訓練競技会に参加してみようと思うようになりました。
そういうことで、このコーナーはドッグショートとの係わりの記録を紹介するものです。どうですか、あなたも愛犬と一緒になって、リンクを走ってみませんか。