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 サリーのJKC自家訓練 2

’02.11.30

「紐無し脚側行進」の訓練に進みましたが、相変わらず脚側停座がきまりません。紐付きの場合は脚側から離れても紐で呼び戻すことができますが、紐無しの場合はコントロールのしようが無く、脚から離れたところに停座してしまいます。
そこでいずれ訓練しなければならない、「伏臥」「紐無し立止」「紐付立止」を教えることにしました。
この訓練は定位置でコマンドの違いを教えることができ、いずれも脚側停座にはじまってこのコマンドを実行し、脚側停座で終わるので脚側停座をきっちり決めるのにも好都合です。
伏臥は「ふせ」、立止は「ステイ」のコマンドをつかうことにしました。ちなみに脚側停座は「つけ」「すわれ」の二つのコマンドを使うことにしています。

「伏臥」は脚側停座の状態で「ふせ」のコマンドを出し、3秒後に「座れ」で脚側停座させて終わるものです。
一方「立止」は脚側停座の状態で「ステイ」のコマンドを出して立ち待ちの状態にし、3秒後に「座れ」で脚側停座させておわるものです。
サリーにとってこの訓練では、次の三つのことを徹底して修正しなければならないことがわかりました。
「ふせ」のとき時々後ろ足をくずしていまい、リラックスした形のふせをすることです。また、「ステイ」の動作が緩慢でいかにも自信なげにすることと、ステイをした後、間違ったかなって態度でおすわりをしてしまうことが時々あります。いずれにしても「ステイ」のコマンドに慣れてないようです。
三つ目はコマンドを実行する度に、私の周りを右方向に移ってしまうことです。脚測定座が決まらないのと同じような状態です。

しばらくは「脚側行進」と並行して、「伏臥」と「立止」を教えていこうと思います。
訓練科目の実施要領