MENU

 サリーのJKC CD3、CDXの挑戦 13(完)

きょう(’04.11.30)、サリーのCD3、CDXの認定書と資格の記入された新しい血統書が届きました。これでひとまず、私とサリーのCD3、CDXの挑戦は終わります。
更にはこの後、訓練競技会の参加を目指して練習することもありますが、またその可能性があれば挑戦してみたいと思っています。

訓練の練習を通して感じたことは、訓練の練習をする時は、サリーを訓練モードにする必要があることです。
と言うよりも、私自身が訓練中のサリーとの接し方を、日常の接し方とは違って、「良い」「悪い」をはっきり態度で分かるような、メリハリのある行動を取ることが必要なように思います。
これは決して叱って練習すると言うことではなく、私がメリハリのある行動をすることで、サリーもいい加減なことはできないという気持ちになるようです。
愛犬を練習する気にさせる方法は、犬にも個性があって色々だと思いますが、コミュニケーションの始まりは、どうもそのあたりにあるような気がします。

CDXの訓練資格をとることができましたが、これは単にサリーがCDXの訓練科目を規程通りにできたということで、私とサリーとのコミュニケーションや信頼が完全にできているとは別のことと思っています。
喜んで私のコマンドに行動してくれる・・そんなサリーを夢見て、これまで練習してきた訓練科目を一つの手段として、形にとらわれない「日頃の訓練」をしていって、さらにサリーとの信頼関係を深めていきたいと思います。この後はそのことを記録に残していきたいと思っています。

総括
<規定課目>(赤い数字はCD3の訓練課目)
01.紐付脚側行進(往路は常歩、復路は速歩)
02.紐無し脚側行進(同上)
訓練の基本科目なので、正確なリーダウォークができるまで紐付で練習した。少し遅れがちについてくる癖がある。初めと終わりの停座はどうしても時計回りの斜交いで座る癖がある。

03.停座及び招呼
招呼では緩慢な走りでやってくる。ボールを見せると喜んで飛んでくるが。終わりは直接脚側停座させている。

04.伏臥
時計回りの斜交いで座る癖がある。後足を崩すことがある。

05.立止(紐無し)
一呼吸遅れたり、一度の声符で動かないことがある。

06.常歩行進中の伏臥
07.速歩行進中の伏臥
声符とともにだいたい伏臥する。

08.常歩行進中の停座
09.速歩行進中の停座
声符とともにだいたい停座する。

10.常歩行進中の立止
11.速歩行進中の立止
声符のあと一、二歩歩く。

12.物品持来
この科目は得意科目。持来して正面停座させ指示によりダンベルを取り、そのあと脚側停座させて終わる。

13.前進
10mの前進はなかなか難しい。目標を認識させると前進する。

14.遠隔・伏臥からの立止
立止は一回の声符で動かないことがある。

15.遠隔・停座からの伏臥
問題ない。

16.遠隔・停座からの立止
一回の声符で動かないことがある。「立て」のコマンドの練習が不足なのか。

17.障害飛越(片道)
18.障害飛越(往復)
飛越のあと右側に寄れる癖がある。

19.据座
問題ない。停座している時よそ見をすることがある。

20.休止
問題ない。

<選択課目>
01.8の字股くぐり
問題ない。

02.股くぐり歩き
問題ない。

03.お手
問題ない。

04.くわえて歩く
得意科目の一つ。

05.寝ろ
問題ない。

06.ハウス
問題ない。

07.遠隔伏臥からの停座
08.遠隔立止りからの停座
09.遠隔立止りからの伏臥
いづれも問題ない。

10.お回り
左回りは少し大回りになる癖がある。右回りは問題ない。

**************************************

<訓練試験課目、訓練競技会課目の規程改正(’05.1.1より)の主なもの>
・課目を科目に訂正
・紐付き脚側行進の際、紐の保持は片手とする
・指導手と犬が離れる科目においては、指導手が犬の元に戻る際は、全て犬の左側から後方を通る 等