◆はじめに
◆訓練のメカニズム
◆犬の喜求性
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朝型
サリーに訓練を入れていて、その時のテンションの状態で訓練が入りやすい時とそうでない時があります。一日を通して訓練を入れているわけではありませんが、朝、昼、夕方と比較してみると、サリーにもテンションにリズムがあるようです。
朝食前の訓練が、サリーにとってどうも一番テンションが上がっているように思います。
しつけや訓練は犬の空腹時がよいと言われますが、朝一番もこれに該当するのでしょうか。
ドッグショーでサリーのテンションが上がらないので、一度朝食抜きで望んだことがありましたが、何時もと同じようにテンションが上がりませんでした。体のコンディションより、環境や雰囲気の影響の方が強かったようです。
イベントにどういう状態で望むか、犬によって個体差はあるでしょうが、日頃の犬の状態を観察しておくことが大事なようです。
もう一つは、犬がどういう生活パターンで一日を過ごしているかも、テンションに影響しているようです。
人間と同じように、眠い時は当然テンションが上がらないと訓練士さんに注意されました。何時もだと寝ている時間に動かしても、余りテンションは上がらないようです。
こうしてみると犬もなかなか繊細な動物のように思います。どんな条件のもとでも成果をだすには、日頃からの犬の体と心の訓練が必要ということでしょうか。 |