’04.5.16
梅雨のような雨が朝から降っています。会場は埼玉県和光市の荒川河川敷運動公園、家を出て一時間足らず、8時に着いた頃には雨も上がっていました。
公園内には立派な芝生の野球場やテニスコートがありますが、ショーの会場はその横のぬかるんだ広場で、車を止める場所も不自由するような所です。
結局リンクからは遥か遠い、雨に濡れて目にも眩いばかりの野球場の芝生を挟んだ駐車場に車を止めることにしました。
足場も悪いこともあって、ラムは車の中に、サリーは車に積んだバリケンで待機することにしました。
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手前の緑は野球場の芝生、リンクは紅白のテントの向こうの広場 |

リンクは幸い足を取られるような状態ではありませんが、ジャッジはズボンをまくって長靴を履いて審査に当たるようなコンディションです。諸般の事情があるのでしょうが、目の前にある広々とした芝生の上で、犬と一緒に走れればどんなにか気持ちいいだろうと思います。
夏を前にしたこのシーズンの出陳は、今回までしか予定していません。それと、ドッグショーに出陳することの興味や興奮がいささか冷めてきたこともあって、今回を一つの区切りにしようとも思って望みました。
まだ体重オーバーのサリーですが、前回よりはコンディションはいいように見えます。ラブの出陳は9頭で、A牝クラスは2頭です。
リンクに上がる前のテンションの低さはいつも通りですが、リンクに上がってからの集中と走りは今までになく良かったと思いました。しかし、今回もピックアップはされませんでした。
私のドッグショーに対する興味や興奮が冷めた理由は、毎回感じるサリー自身が楽しくなさそうなことです。サリーが喜んで飛びついてくるような状態であれば私も楽しいと思いますが、無理にサリーのテンションを揚げようとすることに、いささかむなしさを感じるようになりました。
それとハンドラーの稚拙さがあるとはいえ、ピックアップされるスリリングがないと、やはり面白くありません。
私とサリーのドッグショーのチャレンジはこれで終わった訳ではありませんが、サリーがいつも私を注目してくれる意思疎通ができる関係を造り直して、出直してみたいと思います。