’06.1.8
川越公園のフットサル場(インドア)とはいえ、テントの隙間から寒風が吹き込んでくる寒い会場です。この時期は仕方ないのでしょう。
サリーの体調もコートの状態も悪くありません。このところショーも喜んで参加してくれますが、今回は残念な結果でした。
JKCの出陳記録を振り返って、よくもまあ飽きもせず参加してきたものだと、自分でも感心しています。結果はどうであれ、ワクワクドキドキしながら出場の時を待ち、サリーと一緒にリンクを走るのは楽しいものです。
しかし、何をやるにしても進歩がなくってはおもしろくありません。そのためには、日頃の練習と結果のフィードバックがなくては進歩がありませんが、私にはそのフィードバックが十分でなく悔しい思いをしています。
ドッグショーの審査結果は、アジリティーや訓練競技会のように、誰が見ても理由が容易に判断できるものでないだけに、結果を次に生かすことが難しいです。
何がよかったか、何が悪かったのかが分かれば次に生かすことができるでしょうが、如何せんそれを自分流に判断しなければならないので、ある意味ではゴルフと一緒かなと思ったりしています。
自己流のハンドリングですから、教科書やビデオだけを見て真似はするのですが、テクニックらしきものは真似ができても、悪いハンドリングを雪達磨式に練習しているのかもしれません。
ゴルフの場合はティーチングプロが練習場にいて、身近で基本をみっちり教えてもらいますし、悪いところを指摘してもらうことができます。ハンドリングの教習は、求めてもなかなかチャンスが身近にありません。
ゴルフと決定的に違うのは、片や犬そのものを競うのであって、道具であるクラブを競うのではないということでしょう。(弘法筆を選ばずといいますし、競うのはスコアですね・・笑)
犬について言えば、サリーが資質としてどうか素人の私には分かりません。今までのJKCやPDの審査で何回かピックアップされたことからすると、ショードッグとして決定的な欠陥は無いのでしょう。
犬そのものの審査といってもジャッジする人の判断が入るので、ジャッジの基準は審査員によって異なることは、私の少ない経験からもわかります。
個体審査に基準の違いがある上に比較審査があるのですから、審査の結果が何故そうなったのかは審査員しか分からないということになるのでしょう。
ドッグショーは言うまでも無く、犬とハンドラーが審査に対してプレゼンテーションをして審査してもらいます。ジャッジする側から、ジャッジの基準としてある審査員の方がご自分のブログで、審査のウエイトを次のように書いていて大変興味深く見ました。
・ブリード タイプ>クォリティ>プレゼン
・グループ(連合以上) タイプ=クォリティ>プレゼン
・BIS(クラブ展EXG含む) プレゼン=クォリティ>タイプ
私が挑戦しているブリード審査は、プレゼンのウエイトが低いのは素人ハンドラーとして心強い限りですが、だからといってハンドリングはどうでもいいという訳では当然ありません。
ハンドラーの基本は犬を見せるものですが、私にはその見せるという基本ができているかどうかさえ心配です。サリーがそれで割を食っているのであれば、本人も不本意なことでしょう。(笑)
ただ感じることは、会場でみるラブのなかでもサリーは華奢な感じがします。これはタイプに関係あることでしょう。

PDの審査会で英国ジャッジの短いコメントに、サリーのことを「古典的なタイプ」とあるのも、そのことを言っているのだと思います。(
ATERUI LABRADORSの'05.8.25のブログに解説をして頂いています。)
ドッグショーに参加して、失望することも歓喜することもありますが、それも楽しみであり私にとってボケ防止の趣味でもあります。
サリーが喜んでくれる限り、そして私の体力の続く限り楽しめればと、今年最初のショーへ参加しての心境です。