’06.2.11
千葉にしては珍しい大雪の翌日、場所は家から近い幕張メッセ、インドアーでの開催です。
昨年は7時半頃着いてパッドックを確保するのが大変だったので、今回は入場開始の朝4時半に場所の確保に行きました。予め決められたブロックを指定されていますが、遅くに行くとその場所さえ一杯です。
既に入場待ちの車が待機、1時間ほど掛かってやっと入場、パドックスペースはほぼ7割方埋まってます。通路に面した所にやっと一頭分のスペースを確保、バリケンと椅子を置いて一旦家へ戻ることにしました。
それにしても出陳するのは大変な仕事だなと、今更ながら思います。
場所も確保しているということで、8時に久し振りにラム母さん共々サリーを連れて会場に着き、パドックにラム母さんとサリーを残して、会場から離れた駐車場へ車を置きに行きました。
ここで思わぬハプニング、駐車場近くの段差で、車の屋根に積もった雪がフロントガラスにドドッと滑り落ちてきたのです。前日の午後、一度屋根の雪を落としたのですが、それでも10センチ近く積もっていました。
とっさにブレーキを掛けると、残りの雪がまた滑り落ちてきて前が全く見えなくなりました。車の多い中でこんなことが起きたらと思うと、まったく冷汗ものです。
遅かったこともあって駐車に時間が掛かり、そのうえノーマルタイヤの車が駐車場入り口の傾斜が登れず立ち往生、受付けを済ませてパドックに落ち着いたのは9時少し前でした。
登録頭数1212頭、ラブは42頭で単独システム、オープンA牝は6頭です。ラブのブリード審査のある1リングは、グループ選もあるからか全面ビニールが敷かれて、滑る心配がなく素人には助かります。
ラブは10:11から、ラム母さんも前のGRの審査からリングに陣取って見学、私もラブの始まる前からサリーを連れて、審査の見学を兼ねてリングの周りで待機することにしました。
出場まで1時間近くうろうろ、お陰で国際犬訓練所の方や、ネットや何回かショーでお目に掛かった方々と話をすることができました。
リングの中では勿論、審査が終わってからは悲喜こもごもでなかなか話をすることができませんが、審査の始まる前は気楽で会話も弾みます。
ジャッジは米国の比較的若い方で、がっちりタイプがピックされています。ラブの審査で目に付いたのは、よく見かけるKハンドラーの引くラブは、大半がピックアップされます。
当然犬もいいのでしょうが、その落ち着いたハンドリングは、犬も落ち着いて見えるので不思議です。ハンドリングの醍醐味は、こういうことなんでしょう。
サリーのハントリングはというとやはり無我夢中、それでも少しは周りが見えてきたかなと思います。
順位が決まってさっさとリングから出ると、ジャッジとスチュワードが戻れと言ってます。何事かといくと、4席まで札を呉れるようです。後で確認してみると、FCI展での単独システムは4席まで入賞とあります。
しかしその時スチュワードが言うには、今4席の札がないから後から渡しますとのことでした。即座に「いや、いりません」と言ったのですが、家に帰ってラム母さんから4席の札があると4色揃ったのにと残念がられました。残念。
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右手が不自由なラム母さんの渾身の撮影。右端は何かしているのかな? |