’06.4.23
一ヶ月振りの出陳です。会場の明治公園は家から1時間足らずの所ですが、東京、神奈川でのショーはなぜか足が向きません。サリーのショーイングも残された時間が余りないと思い、今回は出陳することにしました。

明治神宮、国立競技場とあたりは緑に囲まれた公共施設のメッカ。午後からの総合戦に向けて広くしたリンクには、エクセレント戦の傍で落ちている釣り餌を食べに来たハトが群れて、なんとものんびりとした光景には和んでしまいます。
515頭の登録の割には、ラブは牝のP、J、Aの各クラス1頭の3頭と寂しい限り。サリーはJ牝に勝ってBOBとなり、ショーの最後まで付き合うことになりましたが、エクセレントには選ばれず終わりました。

8Gはカナダのウォルター・ピンスカー氏がジャッジということで、ラブも集るのではと期待したのですが当てが外れてしまいました。
しかし私にとっては、この外人のジャッジでまた一つ溜飲を下げたのは、残り少ないサリーのショーイングで誠にラッキーなことでした。
今回一騎打ちとなったJ牝は、約一ヶ月前の3/12、BOB戦でサリーが涙をのんだラブだったのです。しかもハンドラーも同じ、私にとってはデビュー戦のときの忘れもしない、いつも見掛けるあのプロハンドラーです。
決してきょうのサリーの走りは良くなかったのですが、それでも勝つことができました。戦う前、そして戦った後にもそのラブを見て、何で前回は負けたのだろうと思ったのは、あながち親ばかだけではないように思えるのです。

きょうのように一日ドッグショー会場にいると、よく耳にする見たくもない光景を見てしまいます。きょうは担当でないラフな格好をしたJKCのジャッジが、ハンドラーやオーナーと親しげに話している光景は、確かに誤解を与えかねません。
来週はラブの単独展です。ブリード審査の後リンクを出ると、関係者らしき人から声を掛けられました。
「来週のラブ展は出るんでしょう。いまの所100頭を少し欠けますが、実数80頭は超えると思います。この犬もう少し早く走るといいですね」
「・・・・・・」