サリーの介助訓練 ３−２
| ’０２．８．２ 二つのターゲットから一つを選んでくわえてくる「××テイク」のコマンドは、サリーにとってなかなか難しい課題のようです。訓練をはじめて５日が経過しました。 サリーにとって、チョークチエンをすることは訓練をするという関係ができたようですが、いまのところ尻尾をふってはめさせますので訓練そのものは嫌がってはないようです。 ダンベルとポールの二つを並べ、お座りをさせてから訓練の開始です。最初の「ポールテイク」のコマンドに対しては、１００％ポールをくわえてきます。「ポールテイク」を続ける限りはまちがうことはありません。 何回かの「ポールテイク」の後「ダンベルテーク」を出すと、主人と一緒にターゲットの前に行った後、ターゲットの前で立ち止まって主人の回りを一周するような行動を取るようになりました。その後またターゲットの前に来ると立ち止まって次ぎのようないくつかの行動をします。 まず恐る恐るダンベルをくわえた時は、大いにほめてやって元の位置に戻ってから「アウト」で口からださせます。 ターゲットの前に来てこれも恐る恐るポールをくわえようとした時は、「ノー」といってチョークします。するとターゲットの前に座り、主人の方を見ながら「じゃ〜どうすればいいのよ」って感じでこちらを見上げます。 「ダンベル」と言ったり、「テイク」、「ダンベルテイク」と言ったりしますが、コマンドだけではなかなか行動を起そうとしません。ダンベルを指差しながら「ダンベルテイク」と言うと、ダンベルをくわえてきます。 行動は緩慢ですが、「テイク」のコマンドは理解しているように見うけます。何回かコマンドを出して、サリーに自信が無さそうな時は、大いに激励をしてテンションを上げてまたチャレンジさせるようにしています。 そんなことの繰り返しで、まだ二つのターゲットから一つを選んでくるテイクは道半ばです。. |
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